製造工程

当店が心を込めてお造りしている蝋燭の製造工程を ご紹介致しております。
是非、ご一読下さいませ。


当店では①から⑥までの工程を2日間で行っています。

①芯さし ②芯締め ③下掛け(したがけ)
竹に芯(和紙の上にい草の灯芯をまきつけたもの)を1本1本さしていく作業。この芯の良し悪しが和ろうそくの燃焼に、大きな影響を与えます。 灯芯に蝋をなじませ硬化させ、生掛け(きがけ)をしやすくする作業。48℃~50℃位の蝋の温度が最適です。もし、これ以上熱すぎると、竹串からろうそくが抜けなくなることもあります。 九州地方で採れたハゼの実から絞った木蝋(もくろう)を右手と左手のバランス感覚で『ぬっては乾かし』の作業を繰返し、目的の太さまで仕上げていきます。この作業を生掛け(きがけ)と呼んでいます。
④上掛け(うわがけ) ⑤頭切り ⑥尻切り
愛媛県で採れたハゼの実から絞った木蝋を表面にぬって、お化粧をします。この蝋(ろう)の融点は52℃から55℃位で蝋が外側に流れ出さないようにする意味合いもあります。 熱した包丁で頭の部分の芯出しをします。この時に力をいれすぎると芯部分まで切り落としてしまいますので、最も神経の使う作業です。 竹串からろうそくを抜き、尻切りをし、寸法をそろえる作業です。清浄生掛(しょうじょうきがけ)とは「植物蝋を原料とした手造り和ろうそく」という意味です。



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